解体工事を通して起こるトラブルって?事例や賠償責任などを徹底解説

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解体工事を通して起こるトラブルって?事例や賠償責任などを徹底解説

「解体工事をお願いしようと思っているんだけど、トラブルとかって起こったりするの?」
「解体工事で起こるトラブルってどんなものがあるの?」

この記事ではこういった疑問に答えます。

解体工事を行うと、色々なトラブルが起こる可能性があります。
決めた日程工事が開始しない、工事開始遅延のトラブルや、解体工事の騒音による近隣住民とのトラブルなど、様々な種類のトラブルが想定されます。
これから解体工事を始めようとしている方は、あらかじめこういったトラブルを想定しておくと、いざトラブルになった時に対応しやすいですし、トラブルを未然に防ぐことができます。

そこでこの記事では、解体工事を通して起こるトラブルにはどんなものがあるのか、事例についてご紹介していきます。

解体工事で起こってしまうトラブル

解体工事で起こるトラブルの事例は非常に多岐にわたります。ここでは15個ほどトラブルをご紹介しています。
これらを頭に入れておくことで、自分で解体工事をすることがあった時に役に立つので是非とも頭に入れておきましょう。

1騒音問題

住民の方との間で1番起こるリスクが高いのがこの騒音に関する問題です。

解体工事というのは、建物を解体するので、大きな音がしてしまうのは仕方ありません。
ただ、しっかり挨拶や通知をしておけば、ある程度の騒音は仕方がないと許容してもらうことができるでしょう。

また作業時間をいつもより早く開始してしまって、苦情が来たりするケースもあるので、常に業者の方のコミュニケーションが大事です。

2近隣への挨拶なし

解体工事を行う場合は、必ず近隣の方達に挨拶をしなければなりません。
解体工事は騒音や粉塵などを必ず伴い、大型トラックや作業者ワゴン車なども通るので、住宅地であれば、なおさら挨拶が大事です。

具体的に言うと、いつから工事を始めるのか、工事期間中は大型車が通る旨、何時から何時まで毎日工事をするのかなど、どのような工事が必要なのか具体的に説明にしたりする必要があります。
直接挨拶をしないにせよ、通知用のビラを作って、郵便受けに差し込んでおくなどやっておくとトラブルなく、円滑に工事を進めることが出来るので非常におすすめです。

3振動問題

建設工事の際は、あまり起こらないことが多いですが、解体工事となると、解体した時に家の部品など色々なものが落ちてきてしまうので、振動問題は非常に深刻です。

ただ、粉塵や騒音などと比べると、ある程度許容してもらえることもあるので、何の説明もなかった、話に聞いていたよりも振動が酷いなどのトラブルも起こりかねないので、注意が必要です。

4粉塵問題

解体工事をする際に、少なからず粉塵が飛んでしまうので、近隣に飛んでしまわないようにしっかりと足場を作って防塵シートなどで囲うのですが、それらの設置が不十分なまま行なってしまうと近隣の住民に迷惑をかけてしまいます。

お隣と自分の家が近いとき、駐車場が近くて車が止まっている場合は、必ず粉塵を抑えてもらうようにしましょう。

5業者の対応が不誠実

何かの決め事をしたりする時に、こちらが連絡をしているのにも関わらず、すぐに返信が来なかったり、近隣から苦情が来ているにも関わらず、全然対応しないなど、対応が非常に不誠実なことがあります。
そもそも、毎日作業の終了時に清掃を行うのが普通ですが、それも行われていなかったり、資材や瓦礫などが敷地の外にはみ出していたりする時もトラブルにつながってしまいます。

また工事現場にいる作業員の態度がそもそも悪いのも最悪です。
休憩中にタバコを吸ってポイ捨てしている、作業が終わっているのに大きな声で話している、など色々な原因が考えられます。

6解体の認可を受けていない

解体工事を行うためには、必ず建設業許可証あるいは、解体工事業の登録が必要になります。

免許や許可証など、あるいは登録番号を確認できない業者は、都道府県に問い合わせてみるようにしましょう。
そこで認可されていない業者は、認定されていない業者ということですから、少しでも怪しいと感じたら業者に認可を確認してみましょう。

7解体に掛かる費用総額を明示しない

見積もりを曖昧に提示してくる建設業者にも注意が必要です。

稀に解体にかかる費用を全然しっかり提示してくれない業者が存在します。
費用総額を曖昧にしたまま明示してくれないと、後々追加で何か費用が必要になった時に、見積もりを出した時になかった金額を請求されてしまうこともあるので、あらかじめ見積書はしっかりと確認しておくようにしましょう。

8追加費用の請求をされる

着工前に見積もり総額を明示してあって、しっかり確認していても、「面積が思っていたより広大だった」「廃棄物の量が思った以上だった」などと言ってお金を上乗せして求めてくることもあります。

追加費用が発生しそうな時は、勝手に行わせずに事前に連絡してもらうよう予め決めておきましょう。

9契約書に記載のない工期の延期

天候や災害などのどうしようもない理由で工期が伸びてしまうことはあるかと思いますが、そういった理由以外で工事が長引いてしまうと、ズルズルと工期が伸びてしまい、その後に予定していた建設に大きな影響が出てしまいます。

予め契約する時点で工期が遅れる場合は、どの程度かなどを知っておくといいでしょう。

10地中障害物の追加工事を勝手に行なってしまう

地中障害物とは、コンクリートブロックや浄化槽など建物の中に埋もれているもののことを指しています。

見積もりをとる段階では地中障害物は見えないので、地中障害物があった場合は別途で請求する旨が予め契約書に書いてあるのが普通です。

地中障害物が実際になかったのにも関わらずに、あったことにして追加料金を請求をしてくる業者もいるので、地中障害物があった場合には写真に収めてもらったり、追加工事を行う前に事前にその箇所の確認に現場に足へ運んでみるのも重要です。

11アスベストの処理が適当

健康被害が社会問題になってしまっているアスベストを処理する時には、予め特別な処理をする必要があります。

その作業レベルに応じて、労働基準監督所長や、自治体によっては各都道府県への届け出が必要な場合もあります。
アスベストを含んでいる材料であると知っているのにも関わらず、適切な処理を行わない業者もとても多いので、事前にどんな処理を行なっているのか、しっかりと確認しておくことが重要です。

12損害賠償保険に加入していない

もし解体業者が不注意から近隣の家を破損・汚染してしまったり、敷地内に瓦礫や泥などが流れ込んで車が傷ついてしまった、家庭菜園が埋もれてしまったなどの近隣に被害が発生した場合は、解体業者が責任を負うものです。

しかし、この解体業者が損害賠償保険に加入していなかった場合は、賠償を十分に行わなかったり、施工主にも責任があると被害額の総額を請求されたりするケースもあります。

予め、損害賠償保険に加入しているかどうか、また、もし誤って破損してしまった場合は、どうなってしまうのかなど、しっかりと話し合っておくことが重要です。

13工事内容が契約と違う

工事の内容が予め聞いていた内容と全く違うというトラブルもあります。

撤去する予定のなかったブロック塀が撤去されてしまったり、残したかった樹木を撤去してしまったというケースは十分に考えられます。
残して欲しいものや、どのくらいの期間がかかるのかについては、未然に防ぐことができるトラブルなので、予め考えておくようにしましょう。

14路上駐車

工事で使うための車両はもちろんですが、作業員の方の通勤車などを路上駐車すると、近隣の住民の方や道路を通らなければならない方にとって、非常に邪魔であり危険でもあります。
敷地内に停められるスペースが全く無い場合は、近隣のコインパーキングや、別の駐車場に予め駐車してもらうことを事前に取り決めておくようにしましょう。

15不法投棄

解体工事の時に出てしまった産業廃棄物をしっかり処理せずに不法投棄してしまうと、施工主の責任になることがあります。

産業廃棄物管理票という解体で発生する産業廃棄物が最終的に処理されてしまうまでの過程を管理する票があります。
これによって、産業廃棄物排出事業者から最終処分業者に流れている道筋が出来るので、不法投棄の不安があるかたは、産業廃棄物管理票を確認させてもらうように心がけましょう。

まとめ

今回は、解体工事を通して起こる可能性のあるトラブルについてご紹介してきました。
解体工事をお願いしようと考えている方は、こういった様々なトラブルがあるということに驚いた方も多いはずです。

本記事で紹介した、トラブル事例を予め考慮して、防げるトラブル未然に防げるように、準備しましょう。

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